面白いRPGの条件は悩む選択肢が多く存在することなのだが、
前述の通り、自分はRPGで最も重要なのは戦闘シーンだと考えるので、ゲーム性を上げるために最も重要なのが戦闘シーンにおける選択肢(戦闘準備での選択肢)を作ることだと思う。

面白い戦闘シーンを作るためには

1悩む選択肢

よく戦闘シーンの出来を評価するときに「戦闘バランス」という言葉が使われているが、悩む選択肢が存在しないと、いかにバランスが取れていても面白くない。しかし、「戦闘バランスの良さ」と「選択肢の多さ」は一般的に反比例の関係にある。

例を挙げると、キャラクタを自由に育てることが出来るRPGっていうのがいっぱいあるけど、自由に育てることが出来ると、終盤になるほど多くの状況を想定しなければならずバランスが取れなくなっている。バランスが取れていないということは
「悩む」選択肢もなくなる。ラスボスのために
キャラクタを育てるのにラストバトルがつまらないのでは
本末転倒だろう。(ほとんどのRPG2000ゲームで常時全体回復技をかけているだけでラストバトルを勝てたよ)

2強いと見せかけて実は弱い

敵キャラは強くなくてはならない。敵が強いほど勝った喜びが大きくなるからだ。しかし、敵キャラは弱くなくてはならない。プレイヤが勝たなければ面白くないからだ。

選択肢が多いのにバランスが取れている。
敵キャラは強いのにプレイヤが勝つ。
という矛盾を実現させることが面白い戦闘シーンをつくること

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