最近のRPGは全然ロールプレイしていない、キャラゲーが多い、
らしい。自分はあんまり最近のRPGをしていないのでよくわからないが、昔と比べキャラゲーが増えていることは間違いないようだ。

そもそもゲームの面白さとは何かというと、ゲームの世界にプレイヤーが「介入」できることである。ただストーリーや謎解き等を楽しみたいというのであればわざわざゲームなんかしなくても映画や推理小説のほうがたぶん楽しめる。

そういった意味で主人公=自分となるロールプレイングは
究極の「介入」といえる。(エロゲの人気の理由はたぶんここにあると思う。)
ところが、キャラゲーになると
勝手にキャラクタどもが話をすすめてしまう。
例えばキャラクタたちが勝手に相談して次の目的地を
決めてしまい、プレイヤはただのキャラクタを動かす人に
成り下がる。これにより「介入」の度合いは低くなる。
多くのプレイヤはここに不満を感じているとおもわれる。

面白いRPGの条件は悩む選択肢が多く存在すること

ここで重要なのは
RPGを面白くするのに必要なのは必ずしもロールプレイではなく「介入」であることだ。
「介入」できさえすればキャラゲーであろうと面白くなるはずだ。
「介入」させるためにはプレイヤに選択肢を与えればよい。
客観的情報だけあたえて、目的地を決めるのはあくまでも
プレイヤでキャラクタではなくすればいい。

ただし、選択肢は「悩む」選択肢でなければならない。
ポーションとハイポーションが同じ値段で売っていたら
ハイポーションを買うに決まっている。

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