人間は考える生き物である。
誰もが何らかの形で論理を使って思考している。
論理は「帰納」と「演繹」に大別される。

「帰納」・・・具体的事例から抽象的結論を得る論法。
ここでは特に他人の意見や客観的事実から論理を形成し、
問題を解決する思考を指す。
「演繹」・・・抽象的論理から具体的結論を得る論法。
ここでは特に自分の論理を形成し問題を解決する思考を指す。

よって人間の思考型もこれを基準に分けることが出来る。
「帰納的思考型」「演繹的思考型」
「バランス型」と言うことにする。

全ての人は「帰納」「演繹」の両方の論理を使っているが、
帰納的思考の強い人は「帰納的思考型」
演繹的思考の強い人は「演繹的思考型」
どちらの論理もバランス良く使う人は「バランス型」になる。

これだけではピンきりなので、さらに「知能指数」という基準を設ける。「知能指数」は論理的に思考する能力値である。
これにより次の五つに分けられる。

「帰納型低知能人間」
あまり考えず周囲と同じように行動し、思考する。よって考え方が一般的。そのためそこそこ魅力があり、大抵の人に好かれる。人にそこそこ好かれるのでそこそこ成功するが、あくまでもそこそこ。人間の六割はこのタイプ。

「帰納型高知能人間」
帰納的に思考するので、考え方が一般的。そのためそこそこ魅力があり、大抵の人に好かれる。魅力があって知能指数が高いので、リーダーになりやすい。なんでもそつなくこなす。しかし、独特の考えをしにくいので、天才的発想は難しい。

「演繹型低知能人間」
三つ子の魂百までを地で行くタイプ。若いころに帰納的に身に着けた論理をそのまま演繹する。考え方が一般的でなく、自己主張が強い。よって一般的に魅力は低い。ただ、若いころに身に着けた人と違った論理がたまたま理にかなっていれば大成功する可能性も僅かにある。三割くらいの人がこのタイプ。

「演繹型高知能人間」
演繹型低知能人間と違い、知能指数が高いので帰納的思考により、自分の論理を理にかなったものにすることが出来る。
そのため演繹型低知能人間より大成功する可能性は高い。
しかし、演繹が帰納より先行するので論理に必要な変数を限定して思考しがちではある。

「バランス型人間」
帰納と演繹をバランス良く使うので、知能指数は高い。天才。
滅多にいない。

あんまし根拠のない主観ですがね。
自分は確実に演繹型。

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